小学校の健診 その2

先週に引き続き、校医をしている小学校の健診に行ってきました。
今回は、1・5・6年生です。
全体的には、 虫歯は少なくなってきましたが、いくつも虫歯がある子がいます。
「歯医者さんに行こう!」と声をかけます。

やはりあと気になるのが、歯並びです。


61e0f7691年生では、写真のように永久歯のはえるスペースがなく、乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきてしまう場合が多いです。
乳歯の時はきれいな歯ならびよりも歯と歯の間が開いている方がいい状態です。
それは乳歯より大きい永久歯がはえてくるからです。
最近の子供は顎が小さいと言われますが、やはり歯がきれいに並ぶ大きさよりちょっと小さいようです。
この時期に子供の矯正治療を始めるいいきっかけになります。

子供の矯正治療開始時期については、こちらを参照してください。

小学校 健診 検診 歯並び 大田区 蒲田5、6年生では、前歯で、最後にはえてきた犬歯のスペースがなく、八重歯になってしまう場合が多いです。
顎が小さく、歯がきれいに並ぶ大きさより小さいようです。
専門的には、顎とは言わず、歯がはえている歯列弓が小さいのです。

小学校の高学年では、もうほとんどが永久歯に生え変わっていますので、子供の矯正治療では遅く、大人の矯正治療になってしまいます。


あじさいがきれいに咲いてました。
もうすぐ梅雨ですね。

小学校の健診

校医をしている小学校の健診に行ってきました。
今回は、2・3・4年生です。
全体的には、 虫歯は少なくなってきましたが、虫歯がある子供には、いくつも虫歯があります。
「歯医者さんに行こう!」と声をかけます。
やはり気になるのが、歯並びです。

小学校 健診 検診 歯並び 子供2・3・4年生では、、下の前歯4本は永久歯になりますが、はえてきた永久歯のスペースが足りないので、はえてきた永久歯は重なりあってしまう場合が多いです。
最近の子供は顎が小さいと言われますが、やはり歯がきれいに並ぶ大きさよりちょっと小さいようです。
歯が重なっていると歯ブラシがしにくく、ほとんど場合で、歯肉炎になっていまいます。
歯肉炎になっている子供には、「もっと歯ブラシがんばってね!」声をかけましたが心配です。

小学校で講演しました

校医をしている相生小学校で講演をしました。

養護の先生から
本校が初任校となる20代の若手の教員が非常に多く、むし歯予防に関する指導の経験や、ブラッシング指導の経験が無い教員がほとんどです。学校での指導に生かせるむし歯予防の基礎知識や、歯のケガに対する初期対応等、基礎の基礎を教えていただけると幸いです。

ということで、学校保健委員会で、歯の話をしてきました。
基礎の話から、学校でのケガの対応まで、役にたつように話をしました。
質問もかなり多くありました。
自分の歯の質問もあり、結構盛り上がりました。