子供の矯正治療は、いつから始めればいいのでしょうか?

子供の矯正治療は、いつから始めればいいのでしょうか?
それは、早ければ早いほどいいのです。
歯並びに何か問題がある場合は、様子をみましょうと言って、様子をみてもどんどん悪くなってしまうのがほとんどです。

矯正装置が使えなければ、きれいな歯並びになりませんので、矯正装置が使えるようになったら、矯正治療開始です。
3歳ぐらいから矯正装置の練習して、4歳、5歳、6歳ぐらいから矯正治療スタートです。
遅くても7歳までには、矯正治療を開始したいところです。

なぜ、早ければ早いほどいいのでしょうか?
それは、顎の成長を利用して、歯をきれいに並べるからです。
顎が小さく、永久歯のはえるスペースがない場合は、乳歯の裏側から永久歯がはえてきたり、はえてきた永久歯は重なってしまいます。
矯正装置で顎を広げて、永久歯のはえるスペースをつくります。
成長の終った大人の場合では、矯正装置で顎を広げて、永久歯をきれいに並べても、顎は大きくなりませんので、矯正装置をやめれば、元に戻ってしまいます。
だから大人の矯正治療では、歯を抜いて、矯正治療をします。
子供の矯正治療は、顎の側方の成長を促進して、永久歯のはえるスペースをつくって、永久歯をきれいに並べて、歯を抜かない小児矯正が実現できます。

顎を広げると顔が大きくなってしまうのではないかと心配があると思いますが、顔は大きくなりません。
顎を広げるとわかりやすく言ってますが、本当は、顔の顎を広げてるのではなく、歯がはえている歯槽骨(歯列弓)を広げているのです。
歯槽骨を広げても、顔は大きくなりません。
たとえば、欧米人は顔が小さいのですが、歯槽骨が広く、お口の中が広いのです。
日本人は顔が大きいのですが、お口の中が小さいのです。
目指すのは欧米人のように、広いお口の中です。
したがって、顔は大きくなりませんので、ご安心をしてください。

メリークリスマス

スタッフがクリスマスの飾りつけをしてくれました。
ありがとうございます。
今年もあと1ヶ月を切りました。
今年は、本当に大変な年でした。
なんとか無事に生きてこれたことに感謝するしかありません。

待合室にある木もクリスマスの飾りつけをしてくれました。
ありがとうございます。

飾り窓もクリスマスです。

歯磨きコーナーもクリスマスの飾りつけです。

紙コップもクリスマス仕様になりました。

来年は、いい年になりますように・・・・

反対咬合(受け口)だとしゃぐれ顔になる?

反対咬合(受け口)は、なるべく早くなおすことをおすすめします。

乳歯列の反対咬合は、永久歯になれば自然になおるかもしれないと思う人がいるかもしれませんが、日本矯正歯科学会で発表されたデータによると、乳歯列の反対咬合が永久歯がはえてきて自然になおったのは、6%だけだそうです。
永久歯に生え変わっても反対咬合だったのは94%。
反対咬合は自然に治る可能性はかなり低いということです。
また、両親に反対咬合がある遺伝的なものは、自然には、なおりません。

子供の反対咬合では、少し受け口の顔ですが、成長していくとだんだんとしゃぐれ顔になってしまいます。
子供の顔は、丸く、かわいいですが、成長ともに顎が成長します。
でてくるところは、でてきて、だんだんと大人の顔になっていきます。
7~8歳ころに上顎が急速に成長します。
反対咬合では、上の前歯が、下の前歯にブロックされていますので、上顎が前に成長できません。
10~13歳ころから下顎が成長していき、身長の成長が終るまで、下顎も前に成長していきますので、反対咬合では、だんだんとしゃぐれ顔になっていきます。

しゃぐれ顔になってしまったら、歯列矯正治療では、しゃぐれ顔はなおりません。
しゃぐれ顔をなおすとなると、外科手術となり、大変です。


 反対咬合の矯正治療は、3歳ぐらいから装置の練習をして、4,5,6歳ころまでには、治療を開始することをおすすめします。

反対咬合は、プレオルソのタイプⅢを使ってなおします。
夜、寝ている時にお口の中に入れます。

 

ムーシールドは、プレオルソがリリースになる前は、使ってました。
ムーシールドとプレオルソの違いは、プレオルソはムーシールドの進化版です。
したがって、プレオルソの方が効果が高いです。
また素材の違いですが、ムーシールドが硬く、プレオルソはやわらかいので、プレオルソの方が慣れやすいです。

プレオルソで、反対咬合をなおした後に、先進の子供のマウスピース矯正であるインビザライン・ファーストによって、永久歯をきれいに並べます。
プレオルソやムーシールドは、反対咬合をなおせますが、歯をきれいに並べることはできません。
顎を広げて、永久歯のはえるスペースを作りながら、歯を3次元的にコントロールできるインビザライン・ファーストを使うことによって、永久歯をきれいに並べることができます。
写真は、インビザライン・ファーストのアライナーです。
これを20時間、歯に付けます。
透明ですので、写真でわかるように、まったく目立ちません。
また、とても薄いので、違和感が少ないのです。
プレオルソを使ったあとに、これを使いますので、プレオルソより違和感が全然少ないので、子供達に好評です。

島田歯科医院では、プレオルソとインビザライン・ファーストのハイブリッド矯正により、歯を抜かない小児矯正を実現しています。

 

 

 

 

インビザライン・ファーストの治療の流れ

インビザライン・ファーストは、去年の4月に発表された先進の子供のマウスピース矯正です。
島田歯科医院は、インビザライン・ファーストをいち早く導入しました。
小児矯正では、歯列育形成・床矯正・プレオルソ・マイオブレス・マルチファミリーなど多くの矯正治療方法があります。
島田歯科医院では、歯並びの状態や年齢を考慮して、最も適した矯正治療方法を選択して、または併用するハイブリッド矯正によって、歯を抜かない小児矯正は実現しています。
ハイブリッド矯正は、2つの矯正治療方法を行います。
床矯正で、顎を広げてから、インビザライン・ファーストで歯をきれいに並べる。
プレオルソで反対咬合をなおしてから、インビザライン・ファーストで歯をきれいに並べる。
など、その矯正治療方法の優れた利点を利用していきます。

歯をきれいに並べる、歯を3次元的にコントロールするのは、インビザライン・ファーストがもっとも優れていますので、インビザライン・ファーストがメインになってきています。
ハイブリッド矯正でも最終的には、インビザライン・ファーストを行います。

インビザライン・ファーストの検査では、歯と顔の写真を撮ります。
最近では、カメラでなく、インビザラインのアプリで、Ipadで写真を撮り、そのデータを直接、送信します。

次は、歯の型をスキャンします。
今までは、粘土みたいなもので、型を取ってましたが、今は光を当てるだけで型が取れます。
粘土の型取りは、子供にとっては、げっとなって大変でしたが、スキャンでは楽に歯の型が取れます。

 

スキャンしたデータを元に、矯正治療のシュミレーションができます。
矯正治療によって、歯が動いていくのが見れます。
どうやって、きれいな歯並びになるかがよくわかります。

 

シュミレーションをもとにアライナーを作製します。
このアライナーを20時間、歯に付けることによって、少しずつ歯が動いていきます。
アライナーは、1週間ごとに次の新しいアライナーに交換していきます。
アライナーは、透明ですので、ほとんど付けているのがわかりません。
アライナーはうすいので、違和感も少ないです。
1週間ごとに交換ですが、通常は4週間分のアライナーを渡しますので、1ヶ月に1回の通院ですみます。

 

患者様アンケートを実施中

島田歯科医院では、今、患者様アンケートを行なっています。
患者さんの皆様がどのような感想やご意見を持っているかをお伺いするためのアンケートを実施しています。
ご回答頂きました内容につきましては、今後品質の向上に役立ててまいりますので、是非ご理解をご協力を頂きますようにお願い申し上げます。

QRコードをスキャンしてください。
アンケート画面が現れますので、ご入力いただき「送信」をお願いします。

ご協力ありがとうございます。