小児矯正 お口ポカン

最近の子供は、お口ポカンの子供がとても多いです。

お口ポカンだと・・・

歯並びに影響します。
上唇の力が弱いので、上の前歯が前に出てしまって、出っ歯になってしまいます。

 

お口ポカンだと・・・
病気になりやすくなります。
口で呼吸しますので、ばい菌が体の中にはいりやすくなり、風邪をひきやすくなります。
鼻で呼吸すれば、鼻の粘膜がフィルターの役目をして、ばい菌が体にはいらないようにします。
だから、お口ポカンの子供の方がすぐインフルエンザになってしまいます。

 

お口ポカンだと・・・
集中力が続かなくなります。
頭を使うと、脳もオーバーヒートしていきます。
鼻で呼吸すると、鼻のすぐ上の脳をクールダウンすることができ、集中力が続きます。
口で呼吸すると、脳を冷やすことができないので、オーバーヒートして集中力が続かなくなります。

勉強ができるように、鼻で呼吸しましょう!
スポーツも同じです。
優秀なスポーツ選手は、お口ポカンはほとんどいません。
集中力が続く優秀なスポーツ選手になるために鼻で呼吸しましょう!

小児矯正 上顎前突(出っ歯) マイオブレス マルチファミリー

子供の上顎前突(出っ歯)の小児矯正(早期初期治療)では、マイオブレスのトレーナーを使います。
乳歯列や混合歯列前期までの治療に使います。
前歯が永久歯に生えかわるぐらいまでですので、7歳ぐらいまでの治療になります。

 

最近では、このマルチファミリーを子供の上顎前突(出っ歯)の早期初期治療に使います。

マイオブレスとマルチファミリーは、筋機能を矯正する治療システムです。
口呼吸(お口ポカン)、舌癖(舌を前に出したり噛んだりする癖)、逆嚥下(舌を前にだして飲み込む)など間違った筋機能により、歯並びが悪くなります。
マイオブレスとマルチファミリーは、成長期の子供の筋機能の習癖を改善する装置です。
この治療の鍵は、舌の位置と機能であり、鼻呼吸と口腔周囲筋の正常な機能が習慣づけられることによって、きれいな歯並びをつくります。

 

 

上顎前突(出っ歯)です。
上顎の前歯が極端に前に出た状態です。
この場合は、マイオブレスやマルチファミリーを使い、前歯を引っ込めていきます。
 ただ、唇を閉じない、お口ポカンなどの癖が強い場合は、なおりにくいことがあります。
癖をなおすトレーニングが必要になりますが、なかなか癖がなおらない場合が多いです。

過蓋咬合:かがいこうごう
過蓋咬合(かがいこうごう)です。
上顎の歯が下顎の歯に深くかぶさっている状態です。
この場合は、上の顎が前にでているので、マイオブレスやマルチファミリーでは、なおりません。
治療は、難しくなります。

スタッフの誕生日イベント

スタッフの誕生日でした。
恒例の誕生日イベントを行いました。

カ-ドをプレゼントしました。
カードには、スタッフみんなのメッセ-ジがはいっています。
私は、日ごろの感謝の気持ちをカードに書きます。
感謝の言葉って、なかなかじかには言いにくいので、いい機会です。

お誕生日おめでとうございます。
 だいぶ仕事に慣れてきたようですね。
患者さんに信頼される衛生士になれるようにがんばってください。
 よろしくお願いします。

そして、記念撮影。
「はい、チーズ」
パチっ!
新しい年の抱負を言ってもらいました。
いい年になりますように、がんばりましょう。

小児矯正 反対咬合(受け口) ムーシールド プレオルソ

      

ムーシールドとプレオルソは、取り外しのできるマウスピース型の矯正装置で、子供の反対咬合(受け口)の早期初期治療に使います。

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前歯4本の反対咬合(受け口)です。
 夜寝る時にムーシールドを使ってもらいました。
半年後には、反対咬合はなおりました。
 

反対咬合をなおすと、顔もきれいになります。
下の写真は、反対咬合の治療前と治療後です。

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左の写真は、反対咬合の治療前の写真ですが、顔の真ん中がくぼみ、下顎が出て、反対咬合特有の受け口の顔です。
右の写真は、反対咬合の治療後の顔です。
いい顔になったでしょう。

 

 

次は臼歯(奥歯)の反対咬合です。
顎が曲がっています。
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左の写真は、反対咬合の治療前の写真ですが、右の奥歯が反対咬合になっています。
そのため、顎も右に曲がっています。
右の写真は、反対咬合の治療後の顔です。
いい顔になったでしょう。

 反対咬合は、なるべく早めに治療を開始して、早くきれいな噛み合わせにすることによって、顔もいい顔にすることが大切です。

反対咬合は、早くなおさないとなおすのが、だんだん困難になってきます。
反対咬合の治療は、乳歯列(3歳から)、遅くても混合歯列初期(7歳までに)に治療することをおすすめします。
遅くなると骨格的反対咬合(下顎が大きくなる)になり、歯の矯正治療では治せなくなっていきます。

日本矯正歯科学会で発表されたデータによると、乳歯列の反対咬合が永久歯がはえてきて自然になおったのは、6%だけだそうです。
永久歯に生え変わっても反対咬合だったのは94%。
反対咬合は自然に治る可能性はかなり低いということです。
また、両親に反対咬合がある遺伝的なものは、自然には、なおりません。

小児矯正 歯列育形成 その3 いつから始める?

子供の歯並びの矯正治療は、いつごろから始めればいいですか?
という質問をよく聞きます。

小児矯正(歯列育形成)は、いつから始めればいいかと言いますと・・・

治療開始時期が早いほど、きれいな歯並びになっていきます。
乳歯列から治療開始がいい時期になります。
遅くても、はじめて永久歯に生え変わる時期(下の前歯の乳歯が永久歯に生え変わる時期)となります。
乳歯列(3歳から)、遅くても混合歯列初期(7歳までに)に治療開始することをおすすめします。

 

子供歯並び 小児矯正

 

歯列育形成は、プレートで顎をひろげて、永久歯のはえるスペースを確保して、きれいな歯並びにする子供の矯正治療(床矯正と呼ぶこともあります)です。
そのため、“顎の成長”や“歯の生え変わり”を利用できる成長過程の子どもに向いています。
例えば、永久歯の前歯がはえるスペースが足らない叢生(そうせい)の場合は、4~6歳からの矯正治療をおすすめします。
反対咬合では、顎の前後的なズレを矯正しますので、なるべく早く4歳ぐらいの治療をおすすめします。

 

 


永久歯のはえるスペースがあるかどうかは、乳歯の時はなかなかわかりにくいのですが、乳歯の時は写真のように、きれいな歯ならびよりも歯と歯の間が開いている方がいい状態です。

 

 

子供の歯並び・小児歯科・床矯正・小児歯列矯正・小児矯正

6歳ぐらいの時に乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきて、永久歯のはえるスペースが足らないとわかる場合が多く、この時期から歯列育形成の治療を開始することがとても多いです。
前歯4本がすでに永久歯生え変わった時期では、歯列育形成では効果が少ない場合があり、永久歯になるのを待って、通常の矯正治療を行うこともあります。

乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきて、永久歯のはえるスペースが足りなく、矯正したいと歯科医院に連れて行っても、小児矯正(歯列育形成))を行わない歯科医院では、「治療を始めるにはまだ早いので、様子を見ましょう。」と言われると思います。
そして、永久歯の生え変わってから、抜歯して、矯正装置を歯につけての矯正治療になってしまいます。

子供の歯並びが気になる場合は、様子を見るより、早めに小児矯正(歯列育形成)を行っている歯科医院に行って相談されることをおすすめします。
そして、早めに歯列育形成を始めれば、歯を抜かないで、小学校の高学年の頃にはきれいな歯並びにすることができます。