小児矯正 反対咬合(受け口) ムーシールド プレオルソ

      

ムーシールドとプレオルソは、取り外しのできるマウスピース型の矯正装置で、子供の反対咬合(受け口)の早期初期治療に使います。

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前歯4本の反対咬合(受け口)です。
 夜寝る時にムーシールドを使ってもらいました。
半年後には、反対咬合はなおりました。
 

反対咬合をなおすと、顔もきれいになります。
下の写真は、反対咬合の治療前と治療後です。

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左の写真は、反対咬合の治療前の写真ですが、顔の真ん中がくぼみ、下顎が出て、反対咬合特有の受け口の顔です。
右の写真は、反対咬合の治療後の顔です。
いい顔になったでしょう。

 

 

次は臼歯(奥歯)の反対咬合です。
顎が曲がっています。
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左の写真は、反対咬合の治療前の写真ですが、右の奥歯が反対咬合になっています。
そのため、顎も右に曲がっています。
右の写真は、反対咬合の治療後の顔です。
いい顔になったでしょう。

 反対咬合は、なるべく早めに治療を開始して、早くきれいな噛み合わせにすることによって、顔もいい顔にすることが大切です。

反対咬合は、早くなおさないとなおすのが、だんだん困難になってきます。
反対咬合の治療は、乳歯列(3歳から)、遅くても混合歯列初期(7歳までに)に治療することをおすすめします。
遅くなると骨格的反対咬合(下顎が大きくなる)になり、歯の矯正治療では治せなくなっていきます。

日本矯正歯科学会で発表されたデータによると、乳歯列の反対咬合が永久歯がはえてきて自然になおったのは、6%だけだそうです。
永久歯に生え変わっても反対咬合だったのは94%。
反対咬合は自然に治る可能性はかなり低いということです。
また、両親に反対咬合がある遺伝的なものは、自然には、なおりません。

小児矯正 歯列育形成 その3 いつから始める?

子供の歯並びの矯正治療は、いつごろから始めればいいですか?
という質問をよく聞きます。

小児矯正(歯列育形成)は、いつから始めればいいかと言いますと・・・

治療開始時期が早いほど、きれいな歯並びになっていきます。
乳歯列から治療開始がいい時期になります。
遅くても、はじめて永久歯に生え変わる時期(下の前歯の乳歯が永久歯に生え変わる時期)となります。
乳歯列(3歳から)、遅くても混合歯列初期(7歳までに)に治療開始することをおすすめします。

 

子供歯並び 小児矯正

 

歯列育形成は、プレートで顎をひろげて、永久歯のはえるスペースを確保して、きれいな歯並びにする子供の矯正治療(床矯正と呼ぶこともあります)です。
そのため、“顎の成長”や“歯の生え変わり”を利用できる成長過程の子どもに向いています。
例えば、永久歯の前歯がはえるスペースが足らない叢生(そうせい)の場合は、4~6歳からの矯正治療をおすすめします。
反対咬合では、顎の前後的なズレを矯正しますので、なるべく早く4歳ぐらいの治療をおすすめします。

 

 


永久歯のはえるスペースがあるかどうかは、乳歯の時はなかなかわかりにくいのですが、乳歯の時は写真のように、きれいな歯ならびよりも歯と歯の間が開いている方がいい状態です。

 

 

子供の歯並び・小児歯科・床矯正・小児歯列矯正・小児矯正

6歳ぐらいの時に乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきて、永久歯のはえるスペースが足らないとわかる場合が多く、この時期から歯列育形成の治療を開始することがとても多いです。
前歯4本がすでに永久歯生え変わった時期では、歯列育形成では効果が少ない場合があり、永久歯になるのを待って、通常の矯正治療を行うこともあります。

乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきて、永久歯のはえるスペースが足りなく、矯正したいと歯科医院に連れて行っても、小児矯正(歯列育形成))を行わない歯科医院では、「治療を始めるにはまだ早いので、様子を見ましょう。」と言われると思います。
そして、永久歯の生え変わってから、抜歯して、矯正装置を歯につけての矯正治療になってしまいます。

子供の歯並びが気になる場合は、様子を見るより、早めに小児矯正(歯列育形成)を行っている歯科医院に行って相談されることをおすすめします。
そして、早めに歯列育形成を始めれば、歯を抜かないで、小学校の高学年の頃にはきれいな歯並びにすることができます。

小児矯正 歯列育形成 その2 乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきた

小学校1年生の時に乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきました。
これは、乳歯がじゃましているというより、顎が小さく永久歯のはえるスペ-スがたりないために裏側にはえてきます。
顎を少しひろげてスペ-スを確保すれば、きれいな歯並びにすることができます。

 

小学校の低学年から歯列育形成を始めて、小学校の高学年には、虫歯のないきれいな歯並びになりました。
 
 
 
歯列育形成は、小児矯正・床矯正・子供のマウスピース矯正などとも言われ、子供の歯並びの矯正治療の方法です。
 

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歯列育形成では、プレ-トを使って、顎を少しひろげて、きれいな歯並びをつくります。
歯列育形成(小児矯正・床矯正)では、プレートを使って、歯列弓をひろげて、これからはえる永久歯のスペ-スをつくって、永久歯がきれいにはえるようにします。
プレ-トには、好きな色を選んで、好きなシ-ルを入れて、自分だけのスペシャルプレ-トを作ります。
 
子供の歯並び・歯列育形成・床矯正・子供の歯列矯正・小児矯正このプレートを夜、寝る時に使ってもらいます。
プレ-トのまん中にエキスパンジョンスクリュ-がはいっています。
2週間こ1回来院してもらい、このエキスパンジョンスクリュ-をねじ回しのように回してプレ-トをひろげていきます。

 

歯列育形成では、遅くても小学校の低学年から始めて、乳歯が永久歯に生え変わるまで、だいたい小学校の高学年まで行います。
永久歯がはえるスペースをプレートでしっかり確保して、永久歯がきいれいな歯並びにします。
また、2週間ごとにプレートの調整と歯のクリーニングと虫歯予防処置を行いますので、虫歯ができることは、ほとんどありません。

 

小児矯正 歯列育形成 

島田歯科医院の小児矯正は、歯列育形成という治療をメインに行っています。
歯列育形成は、床矯正・子供のマウスピース矯正などとも言われ、子供の歯並びの矯正治療の方法です。
 

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 歯列育形成では、プレートを使って、歯列弓をひろげて、これからはえる永久歯のスペ-スをつくって、永久歯がきれいにはえるようにします。
プレ-トには、好きな色を選んで、好きなシ-ルを入れて、自分だけのスペシャルプレ-トを作ります。
 
子供の歯並び・歯列育形成・床矯正・子供の歯列矯正・小児矯正このプレートを夜、寝る時に使ってもらいます。
プレ-トのまん中にエキスパンジョンスクリュ-がはいっています。
2週間こ1回来院してもらい、このエキスパンジョンスクリュ-をねじ回しのように回してプレ-トをひろげていきます。

子供の歯並び・歯列育形成・床矯正・子供の歯列矯正・小児矯正エキスパンジョンスクリュ-がひろがったプレ-トです。
プレ-トをしっかり使ってもらい、永久歯のはえるスペ-スができ、きれいな歯並びになります。

 

子供の歯並び・歯列育形成・床矯正・子供の歯列矯正・小児矯正ひろがった歯列がよくわかる模型です。
歯列がひろがり、永久歯のはえるスペ-スができ、きれいな歯並びになりました。

 

歯列育形成では、遅くても小学校の低学年から始めて、乳歯が永久歯に生え変わるまで、だいたい小学校の高学年まで行います。
永久歯がはえるスペースをプレートでしっかり確保して、永久歯がきいれいな歯並びにします。
また、2週間ごとにプレートの調整と歯のクリーニングと虫歯予防処置を行いますので、虫歯ができることは、ほとんどありません。

顎をひろげると顔が大きくなるのでは・・・と心配になりますが、大丈夫です。
わかりやすくするために「顎をひろげる」と言っていますが、顎というより歯がはえている歯列弓を大きくしているので、顔は大きくなりませんので、心配ありません。
実は、歯列育形成を行うと、小顔になる場合があります。
歯列弓の幅が大きくなると、歯列の高さが小さくなることが多く、小顔になる傾向があります。

小児矯正の種類


小児矯正では、年齢や歯並びの状態によって、最適な治療方法を選びます。
島田歯科医院のメインの治療は、歯列育形成(床矯正)です。
プレートを使って、歯列弓をひろげて、これからはえる永久歯のスペ-スをつくって、永久歯がきれいにはえるようにします。
プレ-トには、好きな色を選んで、好きなシ-ルを入れて、自分だけのスペシャルプレ-トを作ります。

 

 


反対咬合(受け口)では、このプレオルソで、子供の反対咬合の早期矯正治療に取り組んでいます。
プレオルソは、取り外しのできるマウスピース型の矯正装置で、子供の歯並びをなおします。

 

 

 

 

上顎前突(出っ歯)では、このマイオブレスのトレーナーやマルチファミリーを初期治療に使います。
マイオブレスとマルチファミリーも取り外しのできるマウスピース型の矯正装置で、成長期の子供の筋機能の習癖を改善する装置です。

 

島田歯科医院の小児矯正のメインの治療は、プレートを使った歯列育形成ですが、歯並びの状態によって、プレオルソ、マイオブレス、マルチファミリーなど多くの矯正装置から最適な治療方法を選ぶことができます。
また、矯正装置を併用することもできます。
たとえば、反対咬合をプレオルソでなおした後に、歯列育形成で永久歯のはえるスペ-スをつくって、きれいな歯並びにすることができます。
多くの矯正装置から最適な治療方法を選び、併用することによって、歯を抜かない小児矯正を実現することができます。

次回からは、小児矯正の装置についての投稿をしていきたいと思います。