小学校の健診 その2

校医をしている相生小学校の健診に行ってきました。
前回は、1年生と5年生と6年生の健診を行いましたが、今回は、2年生と3年生と4年生の健診を行いました。
虫歯は全体的には少ないですが、歯並びが気になります。

2年生と3年生と4年生では、前歯が永久歯に生え変わる時期ですが、永久歯がきれいに生えるスペースが足りないので、乳歯の裏側から永久歯は生えてきたり、生えてきた永久歯が重なってしまっていることが多いです。
顎が小さく、永久歯がきれいに生えることができないのです。

では、きれいな歯並びにするにはどうすればいいのでしょうか?
それは・・・

ここを参照してください。
0歳からのきれいな歯並びに作り

きれいな歯並びにするには、赤ちゃんの時からになります。

乳歯の裏側から永久歯が生えてきたり、生えてきた永久歯が重なってしまった場合は、残念ながら小児矯正をしないときれいな歯並びにならないことが多いです。

1才6か月児健診

先週は、1才6か月児健診を行いました。
1才6か月児健診は、大田区事業で、蒲田地域庁舎で行いました。

鶴見大学歯学部小児歯科の先生2人とともに、50人あまりの1才6か月児の健診を行いました。

1才6か月児では、まだ虫歯はほとんどありませんが、中には虫歯がある子供がいました。
お母さんによく聞くと、スポーツドリンクを飲ませているそうです。
スポーツドリンクには、スプーン4杯分の砂糖が入ってます。
スポーツドリンクを水分補給でだらだらを飲んいると虫歯がたくさんできてしまいます。
水分補給は、ミネラルウォーターか麦茶にしましょう。

小学校の健診

校医をしている相生小学校の健診に行ってきました。
今回は、1年生と5年生と6年生の健診を行いました。
虫歯は全体的には減ってきていますが、歯並びはどうでしょうか?

1年生では、前歯が永久歯にはえかわる時期ですが、顎が小さく永久歯の生えるスペースがないので、乳歯の裏側から永久歯がはえてきたり、はえてきた永久歯が重なってしまったりしている歯並びが多いです。

5年生と6年生では、永久歯列になる時期ですが、やはり顎が小さい場合が多いので、、前歯が重なってしまったり、前歯で最後にはえてくる犬歯のスペースがなく八重歯になってしまった歯並びが多いです。

小児矯正では、顎を広げて、永久歯のはえるスペースを確保して、きれいな歯並びにしていきます。
1年生では、歯を抜かない小児矯正が可能ですが、5,6年生では、小児矯正をしても顎の成長が少ないので、顎を広げることができなく、歯を抜いて大人と同じ矯正治療になる場合があります。
小児矯正は、顎の成長を利用してきれいな歯並びにしていきます。

わかりやすいように顎を広げるを言っていますが、顔は大きくなりませんので、ご安心ください。
正確には、歯が植わっている歯槽骨を広げます。
お口の中を広げる感じです。
たとえば、欧米人で、顔を小さいけど、笑うと歯がきれいに並んでいるイメージです。

5月14日の午前は休診します

5月14日の午前の診療は、1才6か月児健診を行いますので、臨時休診となります。
ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

1才6か月児健診は、大田区事業で、蒲田地域庁舎で行います。

1才6か月頃は、歩行や言葉の育ちなど成長発達がめまぐるしく変化する時期で、食事や歯みがきなどの基本的な生活習慣を身につける大切な時期であります。 歯科診察を行い、歯科衛生士による歯磨き指導を行います。

 

休日応急診療

ゴールデンウイーク中は、休日応急診療の当番でした。
蒲田歯科医師会休日応急診療です。

9時からの診療でしたが、9時ちょうどから電話が鳴りだし、数名の来院がありました。
結構忙しかったですが、区民のために休日返上で頑張りました。

蒲田歯科医師会では、日曜日、祝祭日、年末年始における急な歯痛等に対応するため、蒲田歯科医師会会館に隣接した休日応急診療所を開設しています。
担当は輪番制で蒲田歯科医師会の会員が行っています。

この休日診療は、大田区事業で、蒲田歯科医師会と大森歯科医師会が行っています。