摂食治療

月に2回、特別養護老人ホームに行って、摂食治療をします。
今回は、食事の形態が合っているかどうかを調べる治療です。

味噌ラーメンとしゅうまいのセットでした。
これは、刻み食で、麺が短く切ってあります。
しゅうまいも半分に切ってあります。

 

これは、ミキサー食です。
どれがラーメンかわからなくなりますが、形あるものをもう食べれない方のために、ミキサーにして、食べやすくしてあります。

食事の形態は、大まかに分けると、
ご飯は、普通、軟飯、全粥、ミキサー、
おかずは、常食、刻み、極刻み、ミキサー、
となり、実際に食べているところで、検査して、食事形態が合っているかを調べます。

 

 

歯列育形成研究会研修会

 

歯列育形成研究会の研修会を開催しました。
私は、歯列育形成研究会の発足時から理事を務めています。
研修会の症例相談を受けています。
症例相談会は、今回で、もう31回になりました。

今回も多くの先生方のご参加ありがとうございます。
2つのテーブルに分かれて、症例相談を受けました。



私が担当したテーブルです。
難しい症例があり、参加者みんなで、意見を出し合いました。
今回は私もとても勉強になりました。

午後は、歯列育形成の生みの親である島田朝晴先生のミニ講演会です。
(私の父親でもあります)
今回で、ミニ講演会は34回目になります。
演題は「乳歯列期反対咬合を継続管理」

反対咬合は、早めになおすことが大切です。
出来れば、乳歯の時になおす方が、きれいになおっていきます。
反対咬合をそのままにしていくと、受け口の顔が治せなくなります。
下顎自体がだんだん大きくなり、しゃぐれた顔になり、矯正治療ではなおせなくなり、顎の手術でしかなおせなくなります。

反対咬合は、早めになおすことをお勧めします。

 

毎日新聞から

毎日新聞興味深い記事が載っていました。

栃木県では、「口腔崩壊」の子ども公立小中の5割庁に
という見出しです。
5割を超える学校が、虫歯が10本以上あるなど「口腔崩壊」と呼ばれる子どもがいるそうです。
それは大変なことです。

子どもの虫歯が減ったとよく言われますが、むし歯がここ数年増えたように感じます。
私が校医をしている小学校でも、虫歯が増えています。
その原因は、いろいろと考えられます。
12月に小学校の健診を行いますので、その結果を見て、養護の先生と対策を考えたいと思います。

島田歯科医院のインスタ

先月からはじめた島田歯科医院のインスタ。
 島田歯科医院のスタッフが、週に何回か投稿しています。
今日も何やら投稿しています。

島田歯科医院の日々の様子を投稿していますので、よかったら見てください。

GRコードで、簡単に見れますので、よろしくお願いします!

 

院内勉強会 小児歯科

月に1回、院内勉強会を行っています。
歯科衛生士からは、フッ化物応用についての発表でした。
虫歯予防にフッ化物は効果があり、多くの歯磨き粉にはいっています。
島田歯科医院でも虫歯予防にフッ化物を使っています。
そのフッ化物について勉強しました。

副院長の酒向先生からは、いざという時の子どもの応急処置についてでした。
酒向先生は、慶応大学病院の口腔外科出身ですので、口腔外科のスペシャリストです。
子どもの治療で、二人しかいない時の設定で、実習しました。
患者さん役は、いつものリラックマさんです。
勉強になりました。
ありがとうございました。