バイオブロック研究会のセミナー

バイオブロック研究会のセミナーに参加しました。
バイオブロック療法は、小児の歯列矯正治療法で、上顎骨の水平方向の成長を誘導して、きれいな歯並びにします。


メイン講師は、長崎バイオブロック研究会の末竹先生です。
バイオブロックのセミナーは、初めて受講しました。

島田歯科医院では、歯列育形成という小児の歯列矯正治療を行っています。
床矯正装置(プレート)で、顎を広げて、きれいな歯並びにしていきます。
 バイオブロック療法とは、上顎骨の成長方向にアプローチする画期的な治療だと思います。
歯列育形成とバイオブロック療法は、考え方や治療法が違います。
でも、違う考え方の治療法を勉強することもためになります。
 バイオブロック療法を取り入れるかは、今後も機会があればバイオブロックのセミナーに参加して、検証していきたいと思います。

 

 

歯列育形成研究会を開催しました。

 歯列育形成研究会を開催しました。
多くの先生にご参加していただき、ありがとうございました。


私は歯列育形成研究会の理事を務めています。

午前中は、歯列育形成研究会の会員の先生からの症例の相談会を行いました。
 会員の先生が自分の患者さんの写真、歯の型、レントゲンなどをもってきてもらい、治療方針の相談をします。

 


2つのテーブルに分かれて、相談を受けまました。
 今回も多くの症例を受けました。
中にはかなり難しい症例があり、会員の先生と一緒に治療方針を検討しました。

 

 
午後からはミニ講演会です。
講師は、歯列育形成を考案した島田朝晴先生(私の父ですが・・・)。
今回は「乳歯列期の反対咬合は全て治すことができる」というテーマの講演でした。
反対咬合は、なるべく早めに治療を開始して、早くきれいな噛み合わせにすることによって、顔もいい顔にすることが大切です。

反対咬合は、早くなおさないとなおすのが、だんだん困難になってきます。
反対咬合の治療は、乳歯列(3歳から)、遅くても混合歯列初期(7歳までに)に治療することをおすすめします。
遅くなると骨格的反対咬合(下顎が大きくなる)になり、歯の矯正治療では治せなくなっていきます。

日本矯正歯科学会で発表されたデータによると、乳歯列の反対咬合が永久歯がはえてきて自然になおったのは、6%だけだそうです。
永久歯に生え変わっても反対咬合だったのは94%。
反対咬合は自然に治る可能性はかなり低いということです。
また、両親に反対咬合がある遺伝的なものは、自然には、なおりません。

おかげさまで、今回の症例相談会で29回目となり、ミニ講演会は32回目になりました。
ありがとうございました。
今後も、歯列育形成研究会の相談会・講演会を続けていきます。
歯列育形成研究会の理事として、子供のきれいな歯並びを目指して、がんばっていきますので、よろしくお願いします。

 

子どもの歯並び矯正器具「プレオルソ」アドバンスコースに参加

 

こども歯ならび矯正法「プレオルソ」のアドバンスコースに参加しました。
アドバンスコースは、もう何回の参加しましたが、プレオルソはどんどん進化していますので、今回も勉強になりました。

プレオルソの開発者の大塚淳先生です。
東京歯科大学の先輩でもあります。


プレオルソの症例はもちろんのこと、前歯にブラケットをつける2×4のコンビネーションスタイル法の症例も多くあり、内容の濃いセミナーとなりました。

 

島田歯科医院では、プレオルソで、子供の反対咬合の早期矯正治療に取り組んでいます。
また、コンビネーションスタイル法も取り入れていますので、プレオルソなどのマウスピース矯正だけは、なおらない小児矯正にも取り組んでいます。

小児矯正セミナーで講演しました

船井総研が主催する小児矯正セミナーで講演してきました。 今回で2回目の講演でしたが、会場は満席で、多くの先生に参加していただき、ありがとうございました。 子供の歯並びの矯正治療について、特に乳歯列からの床矯正装置(プレート)を使った小児矯正について講演をしてきました。 受講された先生の中には、これから小児矯正を勉強して始める先生もいましたので、初歩的な話から、踏み込んだ話までしてきました。 講演後も、多くの質問があり、主催者のスタッフから、かなり盛り上がったセミナーでしたと言われ、内心ほっとしました。 実は、人前で話すのが苦手で、それにとっても緊張する方なので、うまく話ができるか心配でしたが、お陰様でなんとかうまくいったようです。 ありがとうございました。