あやちゃん 6歳 ~ 10歳 ~ 矯正中
あやちゃんは6歳の時に下の乳歯の裏側から永久歯が生えてきたと、お母さんと一緒に矯正相談に来てくれました。
見てみると可愛らしい乳歯の間から永久歯の頭が顔を出しています。永久歯が出る場所に困って裏側から生えてきてしまったのです。
お母さんにこのまま放置していると叢生になるおそれのあることを伝え、歯列育形成による小児矯正を始めることになりました。
叢生(そうせい:乱杭歯)
上下の歯が凸凹(でこぼこ)に重なり合った歯並びです。
歯磨きが難しいため虫歯や歯周病になりやすく、見た目もあまり良いものではありません。
あやちゃんは2013年8月の時点で10歳。
歯列育形成を始めて約3年半、乳歯から永久歯への生え変わりをみながら矯正してきて前歯はキレイに育っています。
八重歯の部分はこれからなので、スペースを確保のために引き続きプレートを使用してもらいます。
奥歯の溝に見える黒っぽいのは虫歯ではなく着色です。
白く見えるのは虫歯になりやすい奥歯の溝を埋めているシーラントです。
このように歯列育形成では虫歯予防をしながら歯並びをキレイにしていきます。